元ひきこもり、現医学生

元引きこもりの現役医学生が受験とか医学部生活とか様々な情報をお届けするブログです。

医学部再受験、働きながらか専念するのか

こんにちは! 彩葉です。

 

本当はこの記事は3月中旬には投稿するはずだったのですが、もろもろ忙しく、こんな時期になってしまいました…

 

この記事は、再受験を考えている社会人の方や大学には入学して仮面浪人を予定している方に多いであろう、

『働きながら(学校へ通いながら)医学部受験をするのと、仕事(学校)を辞めて受験に専念するのと、どちらが良いのだろうか』

という迷いに対して少しでもお役に立ちたいという思いでお書きしました。

多少なりとも参考になれば幸いです。

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兼業受験と専業受験はどちらが良いのか?

まず混乱を招かないために、この記事での「兼業受験」と「専業受験」の定義を述べておきたいと思います。

兼業受験・・・仕事をしたり、大学の授業に出たりしながら受験勉強を行うこと

専業受験・・・会社や大学を辞める、あるいは休職や休学をして受験勉強に専念すること。また一般的な受験生も含む

 

さて、結論から申しますと、

短期間で、あるいはより高い成果をだせるのは当然『専業受験』です。

まあ当然っちゃ当然ですよね。

 

しかし、兼業受験、専業受験ともに大きなメリットとデメリットが存在します。

それらをそれぞれの方の経済状況や地頭の良さを考慮に入れて結論を出すのが一番良いと私は考えております。

 

兼業受験のメリットとデメリット

兼業受験の特徴は簡単に言えば「ローリスクローリターン」です。

社会人や学生としてきちんと生活をしながらの受験勉強は、いわば他の方が趣味に充てている時間を使っているだけなので、万が一医学部受験に失敗しても大きなダメージはありません。

一方で、やはり勉強時間は短くなります。世の受験生が一日10時間程度は勉強している中、数時間しか取れないのではないでしょうか? つまり時間当たりの勉強効率を数倍にしないと専業受験には太刀打ちできません。

また、「勉強時間が半分しか取れないならその分受験期間を倍にすればいいじゃないか」という考えで『〇か年計画』をとることもできますが、ここで忘れてはいけないのは「記憶は失われる」ということです。

受験勉強とは穴の開いた桶に水を注ぐようなもので、流入量が流出量より多ければ成績は上がりますし、少なければ下がります。医学部受験で必要な知識量は、その維持だけでも途方もない勉強量が必要になります。そのため一日の勉強時間が半分しか取れないなら、勉強期間は2倍よりずっと多くかかると見ておいた方が良いでしょう。

この努力を継続できる人でないと兼業受験は難しいと思います。

 

専業受験のメリットとデメリット

兼業受験とは逆に「ハイリスクハイリターン」というのが専業受験の特徴です。

勉強時間は一般的な受験生と同等な量を確保しうるため、後は地頭のよさや勉強の質の勝負になります。ですから再受験成功率としては兼業受験に比べてずっと高くなるといえます。

しかし、専業受験の最大のデメリットは「再受験に失敗すればダメージが大きい」ということです。

比較的ダメージの小さい仮面浪人生ですら「留年しただけ」という結果に終わりますし、社会人に至っては仕事を辞めた場合、「無職になっただけ」という結果になります。生活の基盤が崩壊するのです。

 

受験方法の選び方

それぞれのメリットデメリットを把握したうえで、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

私なりに考えてみました。

専業受験が向いている人

まずはハイリスクハイリターンな専業受験に向いている人です。主に「万が一失敗してもダメージが抑えられる、あるいはこれ以上悪くならない人」、「失敗の可能性がめちゃくちゃ低い人」、「どうしても医師になりたい人」です。

再就職が容易になる資格持ちの社会人

例えば薬剤師や看護師、弁護士など、再就職の際に武器になる資格を持っている方は少々のブランクがあっても就職が可能だと思われます。

1~2留くらいなら就職にあまり影響がないレベルの大学の学生

一定以上のレベルの大学の学生や、国家資格系の大学の学生であれば数年休学して受験に費やしても問題ないのではないでしょうか? ただ、留年生として学生生活で浮いてしまうということはあるかもしれません。

全盛期に京大や東大、あるいはそれと同レベルの学部に合格した社会人や学生

国公立大の医学部医学科は最底辺でも京大工学部相当といわれています。そのため、仮に東大京大を除く旧帝大(薬学部などの難関学部は除く)に合格した人でも、再受験を成功させるには自己最高を更新しなければなりません。そのため、過去に医学部レベルに届いていた人以外は自分がそこまで到達できる器かどうかはっきりとはわかりませんが、過去に届いていた人であれば少なくとも当時はその器があったということで合格の可能性は十分にあるでしょう。

死んでも医者になりたい人

人生に後悔は残したくはない、医者になれないなら破滅も同然だ、という人です。

無職、あるいはそれに相当し、かつ受験や生活の資金が何とかなる人

失うものがない人です。私もこれに相当します。つまり何年か追加で棒に振ってもこれ以上悪くなり様がないような人です。資金面で問題がないなら、中途半端にバイトなどをしながらではなく受験に専念した方が成功率が上がります。

 

兼業受験の方がいいかもしれない人

あえて書き方を変えました。ですが、兼業と専業でどちらが成功率が高いかといえば、間違いなく専業なのです。専業受験ができるならそうすべきなのは自明です。しかしそれではリスクが大きすぎて人生に大ダメージを与えてしまう人は兼業受験をとる方が良いかもしれません。

失敗したら再就職が絶望的な人

再就職のしやすさはその時々景気やその人の年齢にも左右されると思いますが、再就職に有利な要素がない方は思い切るのも危険です。特に子供がいたりして責任がある立場の方ならすべてを捨てて再受験をするのは躊躇してしまうのではないでしょうか。

 

 

専業でも兼業でも好きな方を選べばいい人

これはある種の例外で、兼業状態でも高確率で医学部に受かってしまえる頭のいい人が相当します。

 

まとめ

結局のところ、地頭の良さや当人の置かれている立場というものが専業と兼業のどちらを取るかに大きく影響をしてくるのだと思います。

医学部受験にのめりこみ合格できず終わった人は世の中に多くいます。ネットで「医学部受験 闇」や「再受験 末路」などで検索するといくらでも出てくるのではないでしょうか。

このように再受験にリスクはつきものです。地頭が良ければリスクを背負えますし、あるいは兼業受験でも合格の可能性はあります。そうでなければ兼業受験での合格はかなり厳しいですし、専念したとしても合格の保証はありません。

 

かといって、医師になるのを夢見ていて再受験を検討している方はそう簡単には諦められませんよね。

そのような方にお勧めしたいのは、まずは兼業受験状態で自分の器を試してみるということです。

仮に平日に3時間、休日に10時間の勉強時間を確保できるとすると、一週間で35時間勉強ができます。これは一般的な受験生が1日10時間勉強すると仮定すると、その半分です。

その勉強時間で1年間頑張ってみて、例えば秋から冬にかけてある大手予備校の記述模試と共通テスト模試で旧帝大のどこか工学部や理学部に受かるレベルの成績を取ることができれば、翌1年間を専業状態で頑張れば合格の可能性は十分にあるのではないかと思います。

一方で中堅国立大の工学部や理学部に届かなければ翌1年間では厳しいかもしれません。

「自分が本気を出せば医学部くらい絶対受かれる」という確信のない方は、このようにとりあえずは仕事や大学と並行しながらお試し受験をしてみることをお勧めします。

医学部新一年生に捧ぐ「おススメiPadアプリ」

こんにちは!

3月もそろそろ半ばに差し掛かりますね。

新生活の準備は順調でしょうか?

 

今回は、『医学部新一年生に捧ぐ「iPad導入のススメ」 - 元ひきこもり、現医学生』の続きとして、iPadで医学部の授業を受けるうえでおススメの、私が使っているアプリをご紹介します。

  • ノート用アプリ
    • GoodNotes 5
  • 書籍用アプリ
    • SideBooks
  • 医学系アプリ
    • ヒューマン・アナトミー・アトラス
  • スキャナーアプリ
  • ファイル共有アプリ
  • まとめ

 

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医学部新一年生に捧ぐ「iPad導入のススメ」

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医学部への合格をもぎとった、いわば医学部0年生の皆様はこの時期何をされているでしょうか??
 
ほとんどの人は慣れ親しんだ地元から遠く離れた地にて新生活をはじめるのではないかなぁと思います。まだ引っ越しまでは一か月近くあると思いますが、ぼちぼち新生活の準備を始めている方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
今回は必要なものを買いまわり始めたかもしれない新入生の皆さんへ向けた、iPadのススメになります。
 
  • 1.iPad導入による主なメリット
    • 1つ目 レジュメの持ち運びや管理が楽
    • 2つ目 立体的な人体構造を3Dで見ることができる
  • 2.iPad導入によるそのほかのメリット
    • 手軽にウェブブラウジングできる。
    • 電子書籍リーダーとしても活用できる
    • ちょっとしたレポートなら作成も簡単
    • スマホゲームの一部は大画面の方がやりやすい
  • 3.どの機種を選べばいいのか

 

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医学部へ入学が決まった人が4月までに勉強するなら

 

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そろそろ私立は合格発表がなされている時期ですね。

国立も先日前期受験が終わり、3月にはすぐ発表があると思います。

とにかく合格された方、おめでとうございます!

後期試験までまわる方も、今までの努力を信じて最後まで頑張ってください。

さて少し気は早いですが、医学部に合格した方、入学まではどのように過ごす予定でしょうか?

 

遊ぶ? いいでしょう。今までいろいろなものを犠牲に勉強してきたのですから、思う存分遊ぶのはお勧めです。ただし現在はコロナ禍なので、その辺は気をつけてください。

ひたすらグータラする? これもいいでしょう。医学部に入れば死ぬほど忙しい生活が待っています。最後の休暇として満喫するのもよいです。

1人暮らしの準備? いいですね。生まれて初めての1人暮らしはワクワクするものです。どんな家具置こうかなぁとかどんな料理作ろうかなぁとかいろいろ夢想しながら準備する期間ほど楽しいものはありません。しっかり満喫してください。

勉強? 確かにそうですね、今まで勉強が毎日の習慣でしたから、いきなり放り出すのも罪悪感があるかもしれません。勉強習慣の維持も大切ですよね。

というわけで医学部へ合格した方に参考になるよう、4月までに勉強しておくとよいことをまとめました。

  • 高校の勉強を続ける
  • 入学後に役立つような内容の勉強をしておく
    • 英語
    • 高校生物
    • 勉強法
    • 人体の構造
  • まとめ
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